うーむ

 これね⇒貴種の支配 - d.hatena.ne.jp/Mr_Rancelot/
 議論すると構えが大きくなってめんどくさい。
 簡単にいうと日本の場合、ある種の二元構造みたいなのがある。もっと簡単にいうと、実際は貴種の支配ではないのを貴種の支配のように看板を付ける、なんというか、和合というか合議のようなシステムがある。(北条氏とかの歴史とか天皇すら排斥してしまう。)
 貴種というのはコミュネタみたいなもの。
 日本の歴史というのは、けっこうリアルポリティックス。
 日本史のおけるこの構造が狂っていたのは戦中の国家導引体勢ができてそれがGHQを介して左派に受け継がれたところ。放言になるけど、左派というが貴種の位置に来た。
 現代はそれがまた崩壊している過程。
 最近、つらつらと明治中期から昭和初期のへんてこにディテールな歴史を読むのだけど、いろいろ学ぶことが多い。
 ああそういえばこれもそう。
 これ⇒極東ブログ: [書評]健康の天才たち(山崎光夫)
 ちょっとネガコメみたいに聞こえてはいけないのだけど、ランスロさんは歴史のサマリーや小説を読み過ぎかも。歴史の息づかいは、旅とか爺と婆とか、奇譚とかディテールとかに潜んでいる。