毎日社説 社説:温暖化報告書 科学的データを政策に生かせ - 毎日jp(毎日新聞)

 これが困った問題でこの「科学」の読み取りが難しい。科学とは条件なので、その条件では妥当な結論が出るというだけだ。問題は条件の妥当性が科学の内部なのか微妙な点がある。
 水との対話だったか、しょーもない小学生でもわかる偽科学の批判とかはネットで流行るが、生活に関連する偽科学についての切り込みは少ない。そして、こうした問題は文化戦争の構図になり、科学があるべき中立性のようなものは消える。極論すれば、水は何にも語らないではなく、科学は何も語らない(政治的には)。

 IPCCの報告書は、専門家だけでなく、一般の人々へのメッセージでもあるはずだ。報告書のわかりやすい解説書作りも求められている。

 そのあたりそう簡単な問題でもないだろう。
 ただ、はっきりしているのは、毎日の言っているような次元の問題ではない。できることには限界があるが、やるべきだという点だ。効果はかなり無いかもしれないにせよ。というか効果無いのになぜやるかという問題で循環するか。ああ。