まあそれはそう

 ⇒保坂展人のどこどこ日記 秋も深まり、国会は霧に包まれる

「法案が一本も通らない」とはよく言ったものだ。だいたい今回の臨時国会には、法案が出ていない。文部科学委員会はたった1回開かれただけで閉店状態。法務委員会も一本の裁判官・検察官の給与法だけを通して休眠状態。与党がただこだわるのは、テロ・イラク特別委員会で審議中の給油法案だけだ。にもかかわらず、国会を大幅延長しようというのだから、筋が通らない。今日は、年金や給油問題で質問準備を重ねたが、国会を包む霧をはらすために突破口を何とか探さないと「政治離れ」「どうせ何にも変わらない」というよどんだ空気をつくることになってしまう。

 というか、安保の時代みたいだなというか、まさにあの歴史の清算というか反復なのだろう。