今日のムネオ
昨夜札幌で政局に関して話す機会があり、やはり出席者からは小沢さんの代表辞意表明についての関心が高かった。
私から、１．個別政策合意、１．閣外協力、１．連立閣内協力を軸に両者話されたのではないか。その上で、両者でまとまった話を小沢代表は民主党の役員会に諮(はか)ったが、否定され、ケジメをつけるための代表辞意記者会見になったとの見方を話させてもらった。
記者会見の内容は民主党に対し厳しい言いぶりだが、小沢流の喝の入れ方であり、状況認識をしっかり持てという前向きな話と受け止めた方がいい。大変だ、大変だと騒ぐと相手に足元を見られるだけだと、相談に来た民主党の若手議員には、私の受け止めを伝えておく。小沢さんの見識は正しいと評価し、それを受けて「我々は頑張る」と言えば良いのである。
自民党の幹事長、総務局長を経験した小沢さんは、全国の選挙区は全て頭に入っている。全国を廻り、率直な思いを記者会見で言われたのだろう。これからどうなるのか見守りながら、パーシャル連合（個別政策ごとの合意）、パターナリズリム（強い者が弱い者の立場に立って弱い者の行動に介入・干渉すること、父権主義、温情主義）等、いろいろ知恵が出たり、組み合わせがあったりすることだろう。
ええ、それだけのことなんですけどね。
