産経社説 【主張】辞書の品格 期待するのは“鑑”の役割

実用的な小型辞書には例えば『三省堂国語辞典』などがある。この辞書はその第3版の序文に「辞書は、ことばを写す“鏡”」であると同時に「ことばを正す“鑑(かがみ)”」であるとうたい、小型辞書の使命は言葉の変化を「“鏡”としてすばやく写し出すべきだ」と述べている。この文言は辞書に対する国民の平均的な印象をうまくすくい取っている。中型の『広辞苑』のような辞書は“鏡”よりもむしろ“鑑”であることが、より期待されているといって過言ではない。

 なんだかなぁ。それこそ言葉の遊び。

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漢字と日本人 (文春新書): 高島 俊男
 ちなみに、「鑑」とは……鏡物……ああ、なんかもうでもいいや。