朝日社説 G7と市場―先送りされた二つの難題

 なんか変な社説。なんか変というのは散漫ということ。

 今回のG7では、難題への答案を書けなかった。主要国の監督当局などで作る会合に対し、金融機関のリスク管理や当局の監督体制の改善策について提案するように求めた。専門家へ宿題を出して、とりあえずしのいだわけだ。

 これは逆で今回の各国中央銀行が答案どおりでしょ。

 サウジアラビアやロシア、中国などが設けたこうした政府系ファンドの運用残高は、それぞれ10兆〜30兆円にのぼる。アラブ首長国連邦アブダビ投資庁にいたっては、日本の年間政府予算を上回る100兆円規模といわれる。
 これだけの資金を操れば、為替や金利、株価に影響を及ぼすことも、他国の基幹産業を買収することもできる。損得を超えた国家の意思が投資に反映されると市場をゆがめ、安全保障を脅かすかもしれない。厄介なのは、政府系ファンドの実態が外からうかがえないことだ。

 日本にとってというか、すでに米国でも警笛っぽいけど、中国マネーの動きがな、と。
 で、オイルマネーなんだけど、朝日の言い分とは逆に現状では、イスラムの縛りがあるのと国家なんで臆病というのがあって、債権市場をてこ入れとかで、総じて、世界経済に安定要素っぽい。