曇り

 前線はかかっていないが微妙な配置。東京は午後雨が降るかもしれない。
 夢のなかで未来のコンピューターを使っていた、というか、未来の中にいて普通にそのコンピューターを使っていた。あの感覚がまだあるので、こうしたキーボードタイプを使っていると、まどろこしい感じがする。そのコンピューターは、ケイのイメージを無意識にしたものかもしれない。ダイナブックのようだった。ただの一枚のガラスのようなパネルで、手を触れると文字が現れる。KJ法というか、マインドマップというか、トロンというかあんな感じで、思念をビジュアル化しグループ化して作業を進め、DBを引いて、暫定的な結論とエヴァリュエーションを行った。うまく結論が出ないので、ネットの情報をAI処理して吐かせてみて、面白そうなアイデアと取り込んだ。
 そんな感じ。
 自分が生きているうちには実現しないのだろうな、そんなコンピューターは。touchが重要とかトロン的な仮体?だったか、まあ、そのあたりはモデル化されるだろうが問題は、AI的なコーパスの処理だ。まあ、セマンティックWebとかああいうのだな。
 もうちょっと未来に生まれたかったかな。
 そういえば、昨晩、久しぶりに、強烈な死の恐怖がやってきた。おおぉまだ来るのか。だいぶ死を受け入れたし、なんとなくのんびり生きてきたのに、まだ来るのかというか、深刻にならないようにがまんしたが、身体が老いている分だけ、あまりキーンにならなかった。なぜかそのまま寝た。