なんだなんだろこれ、これって話題か?
これ⇒はてなブックマーク - Yahoo!ニュース - 時事通信 - 「家庭だんらん法」に言い換え指示=「残業代ゼロ法」で舛添厚労相
というか、あまり見たことないidがずらずら、ああ、ululunさんこんちはここで会えてよかったですみたいな、なんなんでしょ。まあ、そう違和感もないといえば、それもそうなんだが(私は今のはてな村から遠いのが実際だし)。
にしても。もとネタはこれ。
これだよ⇒Yahoo!ニュース - 時事通信 - 「家庭だんらん法」に言い換え指示=「残業代ゼロ法」で舛添厚労相
このべた記事に萌えるものか?
ぶくまが、2ちゃんコピペブログ化してんのか?
日本版ホワイトカラー・エグゼンプション制度については、ちょっと別の意見があるんだが、それでも舛添のこれがそんなに話題になることだろうか。
っていうか、なぜかくもマスコミとかネットは舛添を叩くのか、この憎悪感みたいのがよくわからん。安倍ボクちゃんのはわからんでもない、というか爺さんの負の遺産というか。
で、舛添。
私は率直にいうと、舛添がそれほど好きではない。女たらし嫌いなんだよな、みたいな(羨望!!)。でもこれは評価するな。
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![]() 親と離れて暮らす長男長女のための本―誰も教えてくれない親孝行・介護の知恵と儀礼の常識: 舛添 要一 |
追記
このセンスもわからんな⇒はてなブックマーク - 家族だんらん法に感謝の声続々「去年亡くなった祖母に会えた」 : bogusnews
bogusnewsって、きっこなんかと同じで、べたな左翼センスでついてけんけど。まあ、笑いのセンスがどうたらは人それぞれなんで、それこそどうでもいいけど。
追記
気になって、舛添の発言を他のニュースソースで見ようと思い、Googleニューズを検索。
⇒Google 検索: 家庭だんらん法
家庭だんらん法」に言い換え指示=「残業代ゼロ法」で舛添厚労相
時事通信 - 2007年9月10日
舛添要一厚生労働相は11日の閣議後記者会見で、一部事務職を割増賃金の支払い対象から外す「日本版ホワイトカラー・エグゼンプション制度(WE)」について、「名前を『家庭だんらん法』にしろと言ってある」と言い換えを指示したことを明らかにした。 ...
ホワイトカラー・エグゼンプション しんぶん赤旗
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え? こんだけ? まあ、Googleニューズで拾ってないのもあるのでしょうが。
と、関連記事を開く。
⇒Google 検索:
厚労相、WE改め「家族だんらん法に」
日本経済新聞 - 15時間前
「『家庭だんらん法案』にしろと言ってある」。舛添要一厚生労働相は11日の記者会見で、一定の条件を満たす会社員を労働時間規制から除外するホワイトカラー・エグゼンプション(WE)について名称を軟らかく言い換えたうえで、WEを含む自由度の高い働き方を検討する ...
「残業代出なかったら、さっさと帰る」舛添厚労相が持論
朝日新聞 - 21時間前
「残業代が出なかったら、あほらしくてさっさと家に帰るインセンティブになる」。舛添厚生労働相は11日の閣議後の記者会見で、一定条件を満たした会社員を労働時間規制から外すホワイトカラー・エグゼンプション(WE)についての持論を展開し、検討を進めていく考えを ...
家庭だんらん法」に言い換え指示=「残業代ゼロ法」で舛添厚労相
時事通信 - 2007年9月10日
舛添要一厚生労働相は11日の閣議後記者会見で、一部事務職を割増賃金の支払い対象から外す「日本版ホワイトカラー・エグゼンプション制度(WE)」について、「名前を『家庭だんらん法』にしろと言ってある」と言い換えを指示したことを明らかにした。 ...
ホワイトカラー・エグゼンプション
しんぶん赤旗 - 6時間前
舛添要一厚生労働相は十一日の閣議後記者会見で、一定の事務職を割増賃金の支払い対象から外す「日本版ホワイトカラー・エグゼンプション制度(WE)」について、「名前を『家庭だんらん法』にしろと言ってある」と言い換えを指示したことを明らかにしました。 ...
⇒NIKKEI NET(日経ネット):経済ニュース −マクロ経済の動向から金融政策、業界の動きまでカバー
厚労相は「残業代が出なかったら(働く人は)さっさと家に帰る」と指摘。長時間労働などを見直すうえで、WEのような新しい発想に基づく制度が必要との認識を示した。
⇒asahi.com:「残業代出なかったら、さっさと帰る」舛添厚労相が持論 - 政治
だが、「さっさと家に帰れるぐらいなら過労死は起きないはずだ」と質問されると、「時間ではかれる仕事について残業代を払わないのはもってのほかだ」と釈明した。
実際の導入については「WEの問題はプラスマイナスある。今後とも審議し、検討していくのは(従来方針と)全く変わらない」と述べた。
これから検討するというだけのことではないのか。
その内容が出てからきちんと批判すればいいだけのことだと思うが。
追記
はあ、なるほどねという感じ。
ZAKZAK⇒舛添はサラリーマンの敵か…残業代ゼロ法案再提出波紋 : ZAKZAK
ちなみに魚拓⇒舛添はサラリーマンの敵か…残業代ゼロ法案再提出波紋 : (cache) ZAKZAK
で実際の発言⇒厚生労働省:平成19年9月11日付閣議後記者会見概要
(記者)ただ、残業代を払わなかったら、さっさと帰るという認識は、私はちょっと理解できませんけどね。
(大臣)いや、だから、それは職種によりけりなんで。
(記者)だったら、なんでこんなに過労死している人がいるんだと思いますね。
(大臣)ですから、むしろ、そういうふうに、私は過労死の問題が頭にあったから、そういうことを言ったんで、職種によりけりです。
(記者)残業代払わないから、さっさと帰れるんだったら、過労死しませんよ。
(大臣)いや、それがわかっているから言っているんです。だから、きちんと時間ごとに計れるような仕事について、残業代を払わないというのはもってのほかです。だから、使用者側の言い分がありますよと。しかし、それだけじゃありませんよと、だから、いろいろなことを、今、わかりやすく言ったんですよ。だから、あなたが言ったことはわかっているから、それを言ったんで、一つのインセンティブになるような形にもっていきたいということで、問題意識はもう非常によくわかっているから、それを裏から皮肉に言ったのであって、どうか真意をおわかりください。
追記
関連⇒finalventの日記 - どうもな
関連⇒finalventの日記 - ホワエグ対談?
追記
⇒萌え理論Blog - ホワイトカラーエグゼンプションの理想と現実
ところが、先の厚労相の会見では「家族団らん法案」という表層だけの取り繕いだとか、「残業代が出なければさっさと帰ればいい」という趣旨の、まるで「パンがなければケーキを食べればいい」というような、現実の日本の職場から大きくかけ離れていることが言われて、議論の軸がブレブレにぶれてしまった。それを上回るトンチンカンな反応が、id:finalventやid:ululunのエントリだった。それはさておき、私は決して単に言葉の綾を揚げ足取りしているのではない。残業代が出なくても帰れないということはまさに、裁量労働制を適用しようとするその労働者に裁量性がない、という日本の現実を示しているのだから。
どこがトンチンカンな反応なのか、きちんと文脈にそって言及してもらいたいものだ。
こういう罵倒は最低だなと思う。