雨天

 依然前線が関東にかかっているがこれが抜けて日本海の高気圧が覆えば、ああ秋かという感じだが、現在の配置は意外に拮抗していて、明日も雨模様のようだ。しかし、これですこんと秋になりそうな感じもする。
 気が早いわけでもないが、今年ももう終わりだなにカギを差し込む。人生というのは、と大上段に構えるわけでもないが、私事とか身の回りの人間関係が取りあえず小康すればどうというものでもない。ネットも世事もなんか遠い世界のようにも思うが、しかし、そうした世界との距離の取り方を思う。以前なら距離というのは、距離を取る、あるいは接近するという感じだったが、もうちょっと別の感覚がある。
 ネットで、もっとズバっと言ってもいいかなと思うことがあるが、そのあたりが依然わからない。自分なんか糞ブロガーとしか思っていないが、冷やりと反応を見ていると、なかなかそうもいかないズレみたいのがめんどくさい。
 はてながスター周りでかたかた騒いでいるようだが、私はまるで圏外。まったく別のIDとかでもスターありぴょん日記でも始めたいような気もしないではないが(ネットの可能性として)、ただ、なんというのか、結局はてなというのはリソースは村なんで、どうも村民とかの関係がいずれ生じるのだろう。2ちゃんもとんと見ないが、あれもスレごとに村になっているのではないだろうか。2ちゃんパクリまとめブログなどを見ると、よくわかんないがこれも村だなという感じがするのとスレが違うと村民が違うようでもある。
 さみしいのだろうか、人は。人はというより、20代後半から30代前半くらいか。実際には2ちゃんとかは40代がうろついていそうな気がするが。
 私たちの世代は、男女の愛というのは問われているのは信頼のようなものだった。ちょっと話を端折ると、性がより商品化され社会に組み込まれていたからだろう。しかし、もうそうした世界はない。そういう世界のなかに放り出されてしまってどう生きていいのかはわからない。その意味では、いい時代に歳食ってよかったかなとも思う。
 話が散漫だが、昨日パパの育児採点みたいなのを見て、ひどいなと思った。べたな男女差別じゃないか、これと思ったが、現実では育児は女性にシフトする部分があり、それへの暗黙の合意がないと実際には子供なんかもてない。子供をもつより、自分でいたいというのは今までは男の一部だったが、今でも普通に女性もそうだし、べたなことをいえば、今の若い子、私が言う若い子は20代くらいから30代前半だが、彼らは親の世代のルサンチマンでもあるのだろう。