読売社説 コムスン譲渡 介護職員の人材確保策も必要だ

 このニュースは少し驚いた。

 コムスンに対する厚生労働省の“退場処分”から約3か月でめどがつき、引き受け手が現れない地域もなかった。大きな混乱は、とりあえずは回避されたと言えよう。

 ただ読売も触れているが。

 問題はこれからだ。7万人に上るコムスン利用者の不安が、ぬぐい去られたわけではない。
 コムスンは24時間いつでも応じる介護サービスが売り物で、多くの利用者が頼りにしている。他に同様のサービスをする事業者がほとんどないためだ。これが今後も継続されるのかどうか。
 引き受ける事業者は、コムスンが取り組んできた「24時間介護」をきちんと継承することが重要だ。

 それはたぶん無理だろうし、つまりはそれをもって引き受け完了というのは少し違うようにも思う。