産経社説 中華航空機炎上 再発防止へ原因究明急げ

 航空機事故は「クリティカル・イレブン・ミニッツ」(危険な11分)と呼ばれるように離陸後3分、着陸前8分に集中する。今回はこの法則に反し、駐機直後に起きた。しかも駐機に入って出力が抑えられているはずのエンジンが爆発炎上した。これも珍しい。
 中華航空によれば、事故機が駐機場に入った際、整備士がエンジンから燃料が漏れているのを目視している。漏れた燃料がエンジンの熱で引火して爆発した可能性がある。なぜ、安全装置は機能しなかったのか。機体の整備は万全だったのか。

 他紙同様特に内容もないだろうと流し読みしていて、ふっとここが気になった。今回の事件、なんとなくラジオで専門家のコメントを聞く限り、どうも困惑しているようだ。そんなわけはないというとの実際にあったの乖離があり、専門家としては説明しようなくて黙っているふうな印象を受けた。
 私としては、ボーイングに意外とかなり偶発的にしか表面化しない構造的な欠陥があるんじゃないかなという感じはしている。