日経 春秋(8/21)

 良コラム。

無事に着陸して駐機場に入れば、誰しもホッとするものだ。シートベルトを外す音があちこちで聞こえただろう。爆発はその虚を突いた。「まさか」。しかし加藤寛一郎東大名誉教授は著書『まさかの墜落』で近年の航空機事故を分析し、めったに起きないような事故がしばしば起きているのが現実だと警告する。

 けっこうそういうもの。

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まさかの墜落: 加藤 寛一郎