なんというか

 ⇒ロリコンファル - エロゲの性愛の魅惑について −生と、エロゲと、笑いと。−
 ネットだというかはてなだと浅田彰とか小熊英二とかについてなんか言及すると変てこな攻撃みたいのを受けるし、そのまでしてこういう人に関心があるわけないし、うぜーのきらいと思っているうちにまるで関心を失っているのだが。
 つまり、批判とかしねーです。
 以前書いたけど、私は、昔、あれはいつだったかな。私と浅田彰は同年だけど、20代の終わりだったか、紀伊国屋のエレベーターで二人で乗り合わせたのですよ。いやもちろん彼は私なんか知るわけないし、私としては、おや、浅田彰だとびっくりしたというか、びっくりした理由は背が低いこと。私は彼の後ろに立ってぼんやり上からポマードで固めたような硬い髪の毛とか肌とか見てたわけだけど、なぜかその時、地下から6階くらいまでだったか、誰も乗ってこない気まずい沈黙があったのでよく覚えている。
 悪口じゃなくて、ああ、この人って老人みたいだと私は思った。別の言い方をすると歳を取ることが拒絶できる身体を持っているというか。
 あと、「構造と力」はうーん、こういうとなんだけど、ちょっとしたノートという感じだと思いますよ。思想書というほどではないし。ラカンところなんか、うーむというか。
 その後の浅田彰については、なんというか、このはてなで書き出したころはちょっとまだ関心があったけど、その後は特にただ関心なくした。以前ブログで誤訳の指摘をもらったけどご本人だったか知らない。ただ、いい教官なんじゃないかというのと、フーコーみたいに海外では案外自由(!!)を満喫しているのではないかな。