朝日社説 原発の損傷―調査に時間を惜しむな

 大筋で異論はないというか大筋で異論だらけというか。

 新潟県中越沖地震の直撃を受けた東京電力柏崎刈羽原子力発電所で、6号機の原子炉建屋の天井クレーンに破損が見つかった。
 6号機は定期点検中だったが、運転中なら核反応が進む炉の真上でトラブルが起こったことになる。そう考えると、改めてぞっとした。

 だからその運転が正常に止まったんだよ。昨日のニューズウィークの記事を読んだが、なんとかニューズウィークも海外メディアのように煽りたいが、世界の識者たちは、むしろ日本の原発の安全性に驚いているふうでもあるというか、チェルノブイリとはもう構造が違う。もちろん、安全性は可能な限り追求しなければいけない。ただ、識者の見解を待ってもいいのではないか。