毎日社説 外交・「プリンシプル」が大事だ
さてと、むっとすべきかこの程度の認識かと言葉を飲み込む。
プリンシプルというなら今の英露関係こそプリンシプル。
執筆子もしかして「グレートゲーム」の意味を知らないのかもしれないので、ウィキペディアでも。
⇒グレート・ゲーム - Wikipedia
グレート・ゲーム(英語:The Great Game)は、中央アジアの覇権を巡る大英帝国とロシア帝国の敵対関係と戦略的抗争を指す。アーサー・コノリーが命名した言葉といわれる。
まあ、20世紀から現在の状況は違うので毎日新聞のようにいきなり広義に捉えてもいいのだが、普通は、まず、この言葉を聞いて原義の中央アジアの地政学というものを思う。
とすれば、これだろ、日本が関わってるのだから。
これ⇒極東ブログ: 日本もカザフスタンのウランにはなりふり構わぬ資源外交
これも⇒極東ブログ: ペトロカザフスタンまわりの話
なんで日本のマスコミは日本が関わっているこの手の問題をスルーしてしまうのだろうか。
もうちょっと言えばこういう問題もある。
⇒極東ブログ: [書評]沿海州・サハリン近い昔の話―翻弄された朝鮮人の歴史
この先に変な絵が描けるかもしれないのだけど、そこまではしない。