私流ノートの取り方

 2つある。

  1. あとで問題集にするためにその解答用(あるいはその資料)に作る
  2. (未公開)

 いやちょっと出し惜しみで申し訳ない。が、1だけでも学生さんにはお勧めしたいが。というわけで、もうちょっと解説する。
 まず、普通にノートを取る。あるいは、ノートの取り方のうまい人のノートを借りてくる。学生さんとかだとノートを借りるというのは授業さぼってということが多いと思うが、これはあれです、ノートの取り方がうまい人というのが世の中にはいる。だから、自分でも取っておきながら、そのノートも見せて貰う。ついでにいうと、なぜかノートの取り方のうまい人がそれほど成績が群をぬけてよいわけでもなく(悪いわけはぜんぜんない)独創性があるわけでもない。さらについでにいうと、けっこう普通な感じの女性に多い。で、この手の女性というのはいかにも普通に思える。でも、彼女たちはとても自制しているのでそのあたりの自制の内側というのはなかなか見えないがおっと話が逸れすぎ。
 で、ノートを読み返す。つまり、読めるノートじゃないとダメなわけですよ。で、読めるノートなんて普通の人の技術じゃできません。ループっぽいので先に進むとしたいのだが、が、というのは、先生というのは、普通の先生というのはそれなりに普通なので、講義自体がノートでできていて、そのノートには元ネタがあったりする。この話は後で。
 で、ノートから問題の解答集を作る。といっても、ふつうに要点だけさらっと書くだけいい。
 で、次に問題集を作る。問題集の作り方だが、基本は穴埋め。例えば。

ブラッディー・マリー(正式名[    ])はイングランドと[    ]の女王。父は、[    ]世と母は[    ]。好みはカクテルで[    ]ベースにトマトジュースを用いた。

 な感じ。最近の子は緑・赤下敷きを使うみたいだけど、このほうがいいと思う(主観)。ようするに問題オリエンティッドに知識を再編成する=お勉強だったりするわけですよ。
 で、と。先生の講義の元ネタだけど、それがわかったら、というかけっこうべたに教科書だったりする。で、そのときは、講義を聴きながら、教科書に線を引いたり、書き込みをする。教科書に書き込む。教科書がちっこいときは、※1、※2みたいなポインタを付ける(その先はノートへ)。ほいで、ここから問題の解答集を作る。
 なんだか、こりゃ、finalvent先生だな。まあ、以上の話で、でね、け、くだらねと思う人と、ほぉと思う人がまず、2つに分かれる。別に、け、くだらねでもよろしい、っていか、んなもの最初からそう。で、むしろ、ほぉと思う人で、やってみる人、やらない人に分かれる。重要なのはやってみること。やってみるとうまく行かないことがわかったり、自分なりにアレンジしたりというふうに行動が広がる。というか、学習パターンが変わる。実は、学習パターンを変えることがメタ学習で一番重要だったりするが、意外とそれなりにできる人もあるいは勉強苦手な人も、メタ学習に意識的ではなかったりする。
 メタ学習の……とか、お喋りがとまらないので、おしまい。