日経 春秋(7/15)

石見の銀が東西交易に大きな役割を果たした点も今回認められ、肩の荷を下ろしたが「問題はこれから」。観光客は急増中。では観光施設だけを充実させればいいのか。「遊興に明け暮れ、廃れた歴史は繰り返さない」。若者が物づくりのプロに育つ町にするという。

 なんだか途方に暮れるな。まあ、がんばってくれとし言えないか。いったい島根の若者が物づくりのプロに育つ町で何を作るんだろう。対岸が展望だろうか。いや島根の人をそねみたいのではない。そのビジョンが見えればなと思う。ただ少なくとも世界遺産とは関係ないと思うが。