曇天、そして雨天か

 7月も11日。気ばかり焦るがそれで何か改善するわけでもなく、やるべきことを進めないなとなと思いつつ、心は何か流れていく。
 過去を振り返ると、あの時もこの時もお先真っ暗というのがあった。生きているなら結局時は過ぎていく。なんだかんだいってもまだ身体がもっているうちは生きていられるし、そうした力を多く秘めた若い人たちとは時間への耐久力がある。私はそこがしだいになくなってしまうのかと思うが、さて先のことを考えても空しい。
 歳とともに心の中の静けさというか核のような堅さに籠もることができなくなっている。もちろん、それがいいわけでもなく、暗黒の宇宙に放り出され絶叫しそうなほどの孤独感を抱えていた若い日は、反面、静けさとは正反対の混乱も多く抱えていた。今は混乱は混乱だが人を巻き込んでいく情動のようなものは少ない。
 街中を歩くと、私より歳を取ったと思われる人にははっきりと老の印があり、大半の人々は私より若い。若い日本人というのはこういう光景だったかと私が若い日を思い返すがよくわからない。そういえば、ある種の団塊世代の人々で老いを受け入れてず奇妙に浮いた感じの人がいる。
 姿勢の悪い人が多いなとも思うが、自分もそれほど大したことはないだろう。姿勢はある程度の筋力を必要とするから、筋トレというのはありかな。そういえば水泳もだが、ある程度力で泳いでもいいかもなと少し思う。