朝日社説 赤城農水相―また不自然な経理処理

 今回の問題の構図はこうだ。
 赤城氏の後援会は、茨城県筑西市の赤城氏の実家を所在地として届け出ている。後援会は05年までの10年間に、事務所費や光熱水費など約9000万円にのぼる経常経費を計上していた。
 実家にいる赤城氏の母親は「電気代、水道代は私が支払っている。ここに人を集めることはない」と語った。後援会の代表をつとめる元県議は「自分が代表者であることも知らなかった」と話した。
 その後、実家の父親が「以前ほどではないが、地元の会合は行われている」とのコメントを出したものの、活動の実態が本当にあったのか、疑問は残る。

 それは違法なのか、違法ならなにの違法なのか。そこから議論して欲しいのだが。