毎日社説 くら替え出馬 「無用論」がますます広がる

 これは良い社説ですよ。ウィキペディアに収録しとけくらい。

今回の参院選では全国レベルで選出されるはずの比例代表候補に、衆院参院の選挙区で落選した前、元議員の「くら替え」組が多数立候補する。都議、県議からの「転身」組もみられる。いずれもかねて培ってきた地元票が頼りだ。衆院にはない全国を対象にした比例代表の特色は薄まり、制度上も「衆院のコピー」化が進む。5倍近くに広がった1票の格差と並んで、「参院無用論」にまた一つ論拠を与えることになる。