ちょっと変なことを書く
以下の話は、変な話なので、そのままマジで受け取らないこと。
では。
さて、もしこの世に真実というものが書かれて存在している。あるいは秘儀なりが隠れているとする。
もしそうであるなら、人はそれを探し求めるだろうし、それがもし真実であれば、人が単純にアクセスできないところに隠されるだろう。
それはチベットの山奥に埋められているのか?
そしてそれは世の中の要請によってときたまカプリシャスに出現するのか。
そんなことはない。
そんなところに隠せば、それは消えてなくなってしまう。
それが真実であれば、それは伝承される確信を含み込んでいる。
そしてそれが真実であれば、それが誰もが見いだしうるところに隠されている。
そしてそれは、単純に暗号化はされていない。コードがあれば読み出しうるようにはできていない。
ではそれはどのように見いだされるように隠されているか。
それは人がその存在を変化させたとき、その時に以前からあったその書物の中に突然現れるように書かれている。
コードとは存在の変容である。
そして、その存在の変容への道筋もまたそこに明示的に書かれていなくてならない。
つまり、明示性を存在に引き受けることが秘儀のイニシエーションだし、そこに至る人が少ないことも確信されている。
おしまい。