ごく普通にご参考までに、仏教起源関連

 ⇒大乗仏教 - Wikipedia

近代に入ると文献学的研究が進み、仏教思想は段階的に発展したもので、そもそも上座部をもふくむ仏教の経典全体が数世紀という長時間をかけて徐々に成立してきたものであって、まして比較的成立の新しい大乗経典は、その中に釈迦が直接説いた教えはほとんど見られないばかりか、まるで釈迦の意図しなかった教えであるとする大乗非仏説説も唱えられた。

 ⇒Mahayana - Wikipedia, the free encyclopedia

Mahayana's exact origin is unknown, however, a number of common elements and background are suggested by various scholars and theologians.

 ⇒大乗非仏説 - Wikipedia

大乗仏教思想に対しては、発生当初より上座部の立場より非難されていたが、近世以降の「大乗非仏説」説では、文献学的考証を土台とし、仏教が時代とともにさまざまな思想との格闘と交流を経て思索を深化し、発展してきたことを、「実際存在する/伝わった経典を証拠に、事実として示す」のが特徴である。

 ⇒History of Buddhism - Wikipedia, the free encyclopedia

The Kushans were supportive of Buddhism, and a fourth Buddhist council was convened by the Kushan emperor Kanishka, around 100 CE at Jalandhar or in Kashmir, and is usually associated with the formal rise of Mahayana Buddhism and its secession from Theravada Buddhism. Theravada Buddhism does not recognize the authenticity of this council, and it is sometimes called the "council of heretical monks".

 ⇒観音菩薩 - Wikipedia

その起源については、ゾロアスター教アフラ・マズダーの娘、アナーヒターやインド神話ラクシュミーとの関連が指摘されている。

 ⇒大日如来 - Wikipedia

大日如来(摩訶毘盧遮那仏、マハー・ヴァイローチャナ)の成立の起源は、アーリア人最高神「アスラ=アフラ」、ゾロアスター教の善の最高神アフラ・マズダーと考える説がある。

 ⇒阿弥陀如来 - Wikipedia

大乗仏教で登場した仏尊であり、その起源はゾロアスター教に遡り、光明の最高神アフラ・マズダーが無量光如来、無限時間の神ズルワーン無量寿如来として仏教化されたとする学説もある。また西方極楽浄土は、ゾロアスター教の起源であるペルシャ地方、もしくは肥沃で繁栄した古代バビロニア地方が背景になっていると考える少数派の意見もある。

 ⇒阿修羅 - Wikipedia

宗教学的にも、ヴェーダ文献においてアスラの長であるとされたヴァルナとミトラは諸側面においてゾロアスター教アフラ・マズダーとミスラに対応し、インド・ヨーロッパ比較神話学的な観点では第一機能(司法的・宗教的主権)に対応すると考えられている。

ただし、阿修羅の起源は古代メソポタミア文明のシュメール、アッシリア、ペルシア文明とする説がある。シュメールやアッカドパンテオンに祀られていた神アンシャル。アッシリア最高神アッシュル。ペルシアのゾロアスター教最高神アフラ・マズダー。それらの神がインドに伝来してアスラとなり、中国で阿修羅の音訳を当てた。阿素羅、阿蘇羅、阿須羅、阿素洛、阿須倫、阿須輪などとも音写する。
 
シュメール、アッシリアの古代史と仏教の阿修羅にまつわる伝承との類似性も高く、信憑性のある事実として指摘される。

 ⇒「 ブッダの謎―仏教西アジア起源論: 本: 佐藤 任」
 ⇒「 仏教メソポタミア起源説: 本: R. パール,Ranajit Pal,佐藤 任」
 ⇒極東ブログ: [書評]砂漠と幻想の国 アフガニスタンの仏教(金岡秀友・菅沼晃・金岡都)
 ちょっと話がそれるが。
 ⇒カルムイク共和国 - Wikipedia
カルムイク共和国の地図
 ⇒Kalmykia - Wikipedia, the free encyclopedia
カルムイクの国旗
 カルムイクの仏教は現在はチベット仏教だが、これはモンゴルがもたらしたものと、とりあえず考えるべきだろう。が、カルムイク人はモンゴルのように改宗したのか、起源はよくわかってないのでは(まあ古代起源はないだろうな)。
 ⇒Kalmyks
 ちなみに。
 ⇒ウラジーミル・レーニン - Wikipedia

レーニンはヴォルガ河畔のシンビルスク(現ウリヤノフスク)で、ロシア人の父イリヤ・ニコラエヴィチ・ウリヤノフ(1831年 - 1886年)とドイツ=スウェーデンユダヤ人の母マリア・アレクサンドロヴナ・ブランク(1835年 - 1916年)の間に生まれる。母方の祖母は生粋のモンゴル系カルムイク人オイラト)で、同じく祖父はユダヤ教からロシア正教に改宗していた。

 レーニンの母方の祖母がカルムイク人だったということは仏教徒であった可能性が高い。