日経 春秋(5/10) : NIKKEI NET:社説・春秋 ニュース
贅沢(ぜいたく)と思われるかもしれないが、ワイシャツは、既製品ではなく、仕立てた縦縞(たてじま)を着る。職場では、冬でも背広を脱いで机に向かったり、会議に出たりする時間が長い。ワイシャツこそ上着だからだ。英語でも「ドレスシャツ」と呼ぶ。
うーん、ちょっと典型的な文章。この手の文章っていうが昔はおされな文章とかうまい文章だったりする。でもねぇ、ちょっと、うんざりする。また、「ワイシャツこそ上着だからだ」とか議論したくもねえ。
でもま⇒『週刊東洋経済』コラム・石津謙介「おしゃれスピリッツ」
ワイシャツは下着だったのだと知れば、ワイシャツの色は白が基本ということもうなずける。今でも「ワイシャツの下にTシャツなどの下着は着ない」というお洒落をかたくなに守っている人がヨーロッパには少なくないのも、下着を重ねることにやぼったさを感じるからだろう。このあたりは、下着から変化したTシャツと非常に似ている。
それと、もう一カ所。
東京では夏日が続く。暑さをしのぎ、体面も保つにはどうすればいいのか、温暖化とは無縁だった昔の人も頭を痛めた。
昔の人は仕事を休んだものですよ。
⇒「 昭和東京ものがたり〈1〉: 本: 山本 七平」