あれはジュンク堂だったか

 たまたま手にした本というか、勘違いして見たようでもあるが、木のセラピーみたいので、よくわかんないのだが、樹木の種類によって癒し効果が違うみたいなアレげな話あって、なんじゃこれは?とか思った。
 とかいいつつ、昔、バトラーという人の書いた魔術の本にも、霊的に疲れたときは、樹木からエネルギーを貰うといいというのがあって、まあ、別にそれを信じていたわけでもないが、よく樹木の下で本を読んだり音楽聞いたりとかしていたものだった。
 で、かくしているうちに、というわけでもなく、まあ、素直にいうと、私は昔からどうも、樹木からなんかを感じる人で、いや偽科学を披露したいわけじゃなくて、ただ、そんな感じがす、希ガス、っていうだけのことだが、まあ、感じるものは感じる。
 最近、新緑がきれいで、公園のベンチでセブンイレブンの弁当とか食って木々の感触をすーっと感じることがあるが、まあ、木の種類によってなんか違うみたいだな。もっとアレげにいうと松がつらそうだ。
 ツツジは花を終えたのか、少し強い力を出している、樹木ほどではないけど。菖蒲なども力を出しているが水と花っぽくて、どうも人間が吸い込む気じゃないな。藤は微妙か。なんだかエハラーみたいなことを言い出しているか、俺。
 何かを感じるという世界は、言葉とか、社会というか、コミュニケーション可能な領域というかそういうなかでは、孤独なものだし、なんというのか、ある種の孤独な意識のチャネルの切り替えみたいなのが必要になる。
 なんというか、脳のあそこのディップスイッチをカチっていう感じなのだが、まあ、なんかね。