そういえば小林よしのりをこのところ見かけない

 SAPIOとか連載しているのだろうか。雑誌はありそうだ。今度見てみるか。
 と、ふと思ったのは、小林のいちばんいいところは、エイズ問題の会から落胆してとぼとぼ鞄もってあるいている絵だな。あの蹉跌感の正直なところと、俺はプロの漫画家なんだよ読ませないものを描くわけにはいかないじゃんというシャッチョー的な陰影が、まあ、素敵だった。ああいう小林はもうどこにもいないか、私からは見えないのか。