NHK「NHKスペシャル 松田聖子 女性の時代の物語」、見たよ

 ⇒NHKスペシャル|松田聖子 女性の時代の物語

結婚や出産などを経ても引退せず、仕事に“走り続ける”彼女の芸能活動の軌跡は、同世代の女性達から圧倒的な支持を集めてきたのです。
特に、「自立」を目指して社会進出に挑んできた、40代から30代後半の“雇用機会均等法”世代の女性たちにとって、松田聖子的なライフスタイルは、一つの理想像と映っていると言います。

 大石静がちとうるさかった。
 番組はよく出来ていたが基礎知識部分がごっそり抜けていたので、30歳以下の人にはこの番組はまるでわからないと思う。
 映像を見ながら、肌とか40歳になってよくもっているなと思ったが、ちらと見た手が、手が手が……(略)。どうしても首筋や手に出る。
 でだ。
 はっとわかったのだが、松田聖子こそ日本女性の代表なんだな、と。
 実は、日本食の代表は、カレーライス、ラーメン、とかいうのの同じノリで。
 で。
 見終えたあと、松田聖子というのを支えているのはなんなのだろう? 怨恨とかそういうどす黒いものだろうか、けっこう会社の女性社長さんにありがちなその時の気分GOGOGOなんだろうか。後者っぽいけど、黒さもちょっと否定しがたい。
 20歳の娘さんにもその黒さの一子相伝がありそうで、ちと恐かった。
 いずれにせよ、日本女性っていうのはすごいもんだと思ったし、むしろ、松田聖子を日本女性の代表として日本史における女性のモデルにしてもよいかとも思った。だいたいが、女性史って女性が書いたものとか騒いだ事件からの構成が多すぎ。