2007-03-19 日経社説 モデルを示した産業再生機構の4年間 機構のやったことすべてが成功したと言うわけではない。中には人材の配置ミスもあり、ダイエーやカネボウについても「真の再生は道半ば」という冷ややかな見方もある。だが、手詰まり感の強かった不良債権問題の解決を進め、経済に新風を吹き込んだのは確かだ。機構の活動が私たちに残したのは、300億円を超える利益剰余金だけではない。 これでも誉めすぎだと思うが、それでも朝日社説よりはまし。