プログラマー、あれこれ

 自分もプログラマーだった。ジュラ紀。シンボリックデバッガーがわからずヘキサを叩いた。滅亡した。亡霊。
 ⇒分裂勘違い君劇場グループ - 劇場管理人のコメント - 有能なプログラマの特徴を思いつくまま列挙してみる
 有能プログラマってそうなんだろうと思うけど、それって、つまり、もう、日本人である必要はない、というか、仕様の詰めがコミュニケーション能力だよねとなりがちかと思うと、下へ続く。
 ⇒404 Blog Not Found:プロ^2グラマーは社交が8割

今の私は、自信をもって断言できる。プログラマーにとって最も重要な能力は、社交力だと。その他の能力は委細に過ぎない。

 ま、ということになる。ま、それは、さておき。

彼らはそれを良しとしないのですぐに直す。わからなければ臆面もなく聞いてくる。

 そういうタイプもある。
 そうでないタイプもある。
 私はぼんやりビル・アトキンソンのことを考える。
 ⇒ビル・アトキンソン - Wikipedia
 ⇒Bill Atkinson - Wikipedia, the free encyclopedia
 ⇒ビル・アトキンソンの今、Appleの今 - CNET Japan

 (Appleに入社した)27歳の頃、私は週に100時間仕事をしていた。私はもう53歳だ。家族もいる。いまはバランスのとれた生活を送っているよ。
 27歳の頃、つまり週に100時間もMacの開発をしていた頃は、家庭を犠牲にしてしまった。それで最初の結婚も失敗に終わってしまった。

 嗚呼。

 今はもっと、バランスのとれた生活をしている。もし今、スティーブ・ジョブズが私の所にやってきて「週に100時間仕事をしてほしい」と言っても、「ご免だね。私には生活がある」と言うだろう。私は大人になった。20年前とは違う人間だ。しかしそれは、家族ができてバランスをとることを覚えれば自然の流れだろう。

 嗚呼♪。
 ⇒ビル・アトキンソンが語る「Mac誕生ストーリー」 - CNET Japan

「20年間で正直よくここまで来たと思う。あと20年なんとか生き延びて、20年後を楽しみにしたいと思う」

 嗚呼嗚呼♬
 私は、ビル・アトキンソンHyperCardの改訂をしているころを思い出すというか、一生の思い出のような感じだ。彼は娘のためにHyperCardの改訂したかった。あれをもうすこし完成させたかった。
 おそらく、HyperCardはOSに進化するはずだった。あるいはすでにそうなっているのかもしれない。
 改訂されたHyperCardは事実上歴史のなかで無視された。
 ジェネラルマジックも消えた。
 ⇒ ジェネラルマジック : 米ジェネラルマジックが事業停止、清算へ
 ⇒General Magic - Wikipedia, the free encyclopedia
 その技術が無駄であったわけではない。忘れられたとは言えるかもしれない。無意識のように今の技術の中に生きていると言いたい気はする。