義理、ちょこっと

 ま、わかってない人もいるっぽいのでちょこっと。
 ⇒経学 - Wikipedia

経学の歴史は三分される。第一は漢代を代表とするものであり、第二は宋代を代表とするものであり、第三は清朝を代表とするものである。ただ第三の清朝経学は、漢代経学と同一であるとする立場があり、これに従うと、経学の歴史は漢代と宋代との二区分となる。概括すると、漢代経学は経書の字句解説を主とする訓詁学(後、漢代の訓詁に注釈を施す義疏学が発展し、それを総じて訓詁義疏学と呼ぶ場合もある)とされ、宋代経学は経典の趣旨(義理)を分析する義理学であるとされる。

 宋代経学は義理学。
 これが重要なのは、易経

本来は占筮(占い)の書であるが、宋代には人間の本質(義理)を講説するものとして義理易なる学問が提起された。今文には施氏・孟氏・梁丘氏・京氏の四家、古文には高氏・費氏の二家が存在する。現存するものは費氏系のテキストである。

 もうちょっとぶっちゃけて言うと、実際上は易の解釈が義理なのである。