NHKスペシャル グーグル革命の衝撃 〜あなたの人生を“検索”が変える〜 見たよ

 ⇒NHKスペシャル|グーグル革命の衝撃 〜あなたの人生を“検索”が変える〜
 ちょっとシナリオ臭というか映像があざとかった。
 まったくのはずしではなかった。私的に得るところはほとんどなかったが、そうだなぁ、ブログってのは利率の高いAdSenseを配信してもらうようなキーワードをちりばめて書くといいかもなとちらと思ったがそれがクリック率に直接繋がるわけでもなし、さて、そういう意識を持ちながらエントリを書くうざったさを思うと、却下かなと。
 身も蓋もなく言うと日本の場合、Googleはだめですから。
 さらにAdSenseAdWordsも日本ではだめっぽい。が、それはそれなりにレートを下げる良い効果もあるかもしれない。いずれにせよ、カネの動く層にGoogleは日本でもシフトしなければいけないのだけど日本の広告屋とかに勝てないでしょう……というあたりであれなんですよね、米国だとそんなこと考えなくてもいい。NHKのこの番組でもエスニックな英語をしゃべる人にしゃべらせていたけど、社会全体がある普遍原理で構成されているからGoogleってのはそこの王道なんですよね。
 実際のところ米人だってテレビしか見てないわけですよCATVというか。人気番見は集中してしまう。テレビには勝てない。ま、それは前提として構図は変わるかもしれない。ただ、あれだ、先の普遍原理性みたいのと、加えて米国っていうのはとってもローカルな社会なんですよね。NHKの番組ではサンフランシスコの目医者の話があったけど、ちょっと見にはというかまああるエリアのマーケティングと考えてもいいのだけど、背景にはローカルな自治意識というのが商業主義的なものにも浸透している。うまく言えないのだけど、米人っていうのはけっこうボトムな人でも日本人より連邦、州、地域というのがわかってんのね。ほいで、どれも大切なんだけどそこのなんつうか行動がよく区分されている、そこに商業活動も乗っかっているわけで、あの芸当は日本人にはできないと思いますよ。
 っていうか、東京はできるかも。あまり言うのはなんだけど、都民ってどっかもう日本人だと思ってないし。ウヨサヨとかうぜーなぁどっかうまいものない?ってな感じ。それでいて自治意識はあるわけで、そのあたりが団塊左前のオルグが入ってこの先数年はぐちゃぐちゃやってくれるかもだけど、マジョリティの市民意識は高いわけですよ。そのあたりにGoogleっていうか似たものでもいいけど食い込めるか。あのですね、Lohasなんてのはちょっと外れているわけですよ。まるで外しているわけではないけど。っていうか、テレビが田舎モンなわけです。
 話戻して。
 Googleについては取材というわりには取材っぽくなかった。番組自体がなんか今までのネタで構成していた感じ。っていうか、Googleの技術がなにかというのがうまく語られていない。この辺りはウメッチですら戸惑うところかも。っていうあたりのGoogleの情報技術って何なの?ということ。もちろん、CEOが語るところはあるけど、実際のエンジニアは何かに取り憑かれているわけですよ。そのあたりの根っこがGoogleなるものエネルギー源みたいなもので略。
 
 GIGAZINEがけっこういい事言っている
 へぇ⇒グーグルは今のままでは日本人の人生を変えることはできない - GIGAZINE