掲示板とか
2ちゃんねるはけっこう最古のBBSっぽい仕様なんで、なんでこんなもの今時使ってんだろとも思うけど、まあ、流れていくノリがいいのかもしれないし、まあ、それなりにクロスレファレンスの流儀もありそうではある。
もう20年近く前だけど私も流行というかでBBSのサーバーを立ち上げたことがあって、まあ、いろいろ思った。ただ、システム的にはUNIXのベタな感じだったか云々。問題は参加者の阿吽みたいなものでもあった。
ASCIIネットは略。で、その後PCSとACSに分離したのだけど、ACSのほうがいまいちだった。システム的にはHyperNotesというのかべたにnotesだったか、エスケープシーケンス制御だったけど、巡回とかもできたらしけっこう良かった。米国ではあんな感じで発展したわけだが略。
ニフティがなかなかのタコなしろもので、こんなアホなシステムでなにができるんじゃいと思ったけど、実際にはクライアント側でスレッド整理してなんとか使いこなしていた。それでも衆愚っぽい感じの板は多いというか、参加者の阿吽に関係していたように思う。
これらとパラレルにMLがあって、私もML側に移ったのだけど、いろいろあって事実上消滅というかそのあたりから、CMSが出てきてブログというノリになってきた。
ブログは事実上Googleと一体化したシステムになっていると思うので、ブロガーもそのあたり意識すればいいのにと思うが、あまりそういう意識はされていない。また、プロバイダー側もけっこうそんなノリというか全体としてのシステムを理解してないっぽい。まあ、ビジネス面での模索はあったのだろうし、結果からするとまたしてもニフティはどじったないうことかもしれない。
ブログもGoogleを介さずにハイパーノート的にできればいいのだろうが、そのできそこないみたいのがはてなダイアリーなのだろう。ただ、結局、2ちゃんでもそうだけど、ワンストップ性というか統括性はどうしても求められてしまうし、Googleは排除できないのだろう、別にGoogleでなくてもいいのだけど。
現在のGoogleはまだオントロギー技術がタコなんでキーワードマッチングレベルなので、そのあたりもブログに織り込んで書くといいのだけど、ちょっと鬱陶しい。
オントロギーなんて糞とか思っていたけど、Googleの検索とか世人が思っている内に、内部ではオントロギー技術が進み、知識の集約性みたいのはできてくるだろう。その場合、入力側を現在のようにだらっとしたままでいいのかよくわからない。なんらかの知識構成の階層性のようなものは必要になるのではないか。
とりあえずクライアント側でのオントロギーでもあればいいのだろうが、どうもマシンが不安定というか技術的にまだマチュアしてないっぽい。
ほいでも、情報技術の方向性は見える。これに大衆がどう続くのかのというと、大衆を操作しようとしているみなさまがたのご奮闘がどうなるかなんだが、このレベルになるとべたな突撃とか多くて困ったものだ。まあ、幸い、突撃隊のみなさんはそれほど技術があるわけじゃないというか技術はあるのだけど、技術のビジョンがあるわけでもない。そのあたりのべたさが困ったものでもあるけど限界でもあるのでしょうな。