概ねそんな感じ

 ⇒2006/12/28 (木) 07:20:45 財政の基礎的収支均衡、早めに達成を : さるさる日記 - 泥酔論説委員の日経の読み方

 端的に言って、1000兆円とも700兆円超ともされる長期債務は、バブル不況と言われた10年間、政府支出によって日本経済を支えようとした結果です。
 確かにこのような政策の是非はありますが、当時は専門家の間でもバブルの生成と崩壊の構造についてよく理解されておらず、不景気になれば政府セクターで支えるという従来型の処方箋が採られてきたことを安易に批判することはできません。
 金融・財政出動がなければもっと深刻な不況に陥っていたという論もある一方、デフレからの脱却が長引いたのは、将来に対する国民の不安感が根底にあり、それは巨額の財政赤字に起因するものだとする議論にも一理あります。

 概ねそんな感じなんだが、この問題は、結局プラザ合意にまで遡る問題がある。
 泥酔さんは日本経済は今後順調に見ているっぽいが、私はそうはいかないと思う。