読売社説 [新労働制度]「導入には意見の幅がありすぎる」

 意見の幅があるのは問題設定ができていないこと。年収400万円とかもどうもファントム臭い。
 この問題は大衆のなかの非正規雇用が増えればある程度自然に解消するというか、非正規雇用者はデフォでエグゼンプションである。
 まあ、昔は医者も警官も村長もそうだった。
 労組解体の一つの風景なのかもしれないが、実際のところ大衆は、正規雇用に流れる。少なくとも十年スパンでこの問題は個人の生き方というか、家族の生き方に問われるのだろう。国家としてあまりよいこっちゃないが、日本というのはそういう非情な国でもある。というか、家族が国家から自立していく、そういう家族が増えていくしかないのだろう。