2006-12-27 産経社説 姉歯判決 信頼回復への道なお遠い 一連の事件で逮捕・起訴された中心人物では、ヒューザーの小嶋進、木村建設の木村盛好の両元社長について公判がまだ続いている。著しい強度不足で夢のマイホームを奪われた被害住民のマンション建て替えも一部がやっと緒に就いただけである。 これは全然別件の公判。しかも、被害者救済とは関係ない。 世間はよってたかって小嶋進を潰した。しかし、小嶋進の着想は姉歯にトラップされなければ新しいマーケットを作りつつあった。それをうまくモディファイして彼に残された生涯を返済の事業に進ませることはできなかったと残念に思う。