朝日社説 液晶カルテル 各国が連携して解明を

 90年代に摘発された溶鉱炉などに使う黒鉛電極の事件やビタミン剤事件では、日本企業が巨額の課徴金支払いを命じられた。これらの事件では日本の公正取引委員会も調査に乗り出したが、証拠不十分で空振りに終わっている。

 ちなみに、黒鉛電極の事件は昭和電工米国子会社ショウワ・デンコウ・カーボン、ビタミン剤はビタミンCで武田。