読売社説 [バイオ燃料]「農業の振興が目的でない」

 お、これはいいところを突きましたね。そのとおり。

 自動車でのバイオ燃料活用は地球温暖化防止が主目的だ。農業振興策ではない。それを忘れてもらっては困る。
 農林水産省が、植物を原料とするバイオエタノールの国内生産量を、年間のガソリン消費量の1割に相当する600万キロ・リットルへと増やす数値目標を打ち出した。
 現在の年間国内生産量は、わずか30キロ・リットルに過ぎない。15年以上も先の目標だが、桁(けた)が違う。このため、経済産業省は「過大」と批判している。
 果たして実現の可能性はあるのか。農水省は具体的に道筋を示すべきだ。

 この間、セルロースからエタノールを作る技術でも確立されたらすごいことになるだろうし、米国人ならやりかねない。
 
追記
 日本でもいろいろ研究が進んでいるらしい。インフォもらいました。ありがとう。
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