産経社説 勤労感謝の日 思い返せ日本人の心の形

 どうでもいいくだらない社説なのだが、

 「にひなめ」の「にひ」は、「にへ(贄)」の母音交代形で、神に供えるその年の新穀の意である。「なめ」は「なへ」からの転で、「(にひ)ノあへ(饗)」がつづまった語形で、天皇が新穀を神と共に食するという意味の語とされる。民間でも新穀を神に供えて、これを食する行事が行われているところもある。

 ⇒御食国 - Wikipedia

御食国(みけつくに)は、日本古代から平安時代まで、贄(にえ)の貢進国、すなわち天皇家・朝廷に海水産物を中心とした御食料(穀類以外の副食物)を貢いだと推定される国を指す言葉。律令制のもと租・庸・調の税が各国に課せられたが、これとは別に贄の納付が定められていたと考えられる。

塩や鰒(アワビ)、海草などの海産物は、神事の際などに貢がれる神饌として古くから用いられた。またこれら海産物が豊富に捕れる地域の支配が、地域の権力者によって重要な政治的意味を持ったことは十分に想像できる。
 
贄の貢ぎが史料として現れるのは、日本書紀大化の改新の詔の其の四のところで、「凡その調の副物の塩と贄(にえ)とは、亦(また)郷土(くに)の出せるに随へ」とある。実際、藤原京平城京の発掘調査から多数の木簡が出土しており、これら木簡のほとんどは都に税として納められた物品を示す記述であった。

 贄の原型は海産物でしょ。