型とかクラスとか

 まあ、たいした話ではない。
 当たり前のことだが、型のない言語っていうのは変数に型がないから、なんでも入るわけで、というあたりで……そういう変数を使いたいっていうことは逆にクラスとかあるとおかしくなってしまうわけだなと思い直す。のわりに、Javaのクラスはままインスタンスにも使えるっぽいが。
 どうも、昨今、いろいろ教せーてもろて思うのだが、クラスとかって特に考える必要はないんでないの……というのもありかと。
 話はずれるが、こんとこの関連で昔関心を持っていたことをうっすらいろいろ思い出す。っていうか、プログラミング言語ってPascalがあればもう終わりでええんでないのとか思っていたし(まさかAlgol68が現在に影響を残すとはね)、Cってあれってマクロアセンブラでしょとか思っていたので、C++が出たとき、へぇそうくるわけとか思った。反面、SmallTalk-80とかの話題で、なるほどねとかも思ったし、他に個人的にはAPLと初等数学の関係が気になっていた。
 Javaが出たとき、ビル・ジョイっていうのは天才というより、実務肌の人っぽいし、Javaって難しく言われてわりにこれはC++の妥協の産物だなとも思った。っていうかバイトマシンてUCSD P-Systemのパクリ?とか思った。
 話はずれるが、フリードマンが死んで、あの時代の騒ぎを思い出した。サミュエルソンケインズとかちと勉強したが、まあ私なんぞは基本的にガルブレイスの信奉者というかべたな素人だしドラッカーとか読んでいたし。
 ま、いろいろ20代30代でほったらかしたことを昨今ふと思い出す。川端文学なんかもそうした忘れ物の部類か。
 なんのことはない若いときは暇だったんだなということかもしれないし、きちんと勉強しない知識は根無し草になるということだが、素人、そんなにきちんと勉強するものでもないか。などなどと。
 どうでもいいけど、Pascalの解説を見ていたらお勧めにこんなものが、っていうか、愉快な誤爆か? (どうでもいいがポニーテールには萌える。)
 

cover
D'artiste: Character Modeling (D'artiste Digital Artists Master Class): 洋書: Francisco A. Cortina,Pascal Blanch,Steven Stahlberg
 
 ⇒Pascalとは - はてなダイアリー

といった特徴がある一方で、これだけの言語でありながら処理系の負担が小さいという特徴があった。例を挙げるとPascal P4コンパイラはコメント込みで4000行しかない。処理系が小さく、かつフリーで手に入ることがあったことから、Pascalは多くの派生言語を生み出した。

 ほいで。

Borlandの創設者Philip KahnはETHでN.Wirthの教えを受けたという。

 そして、Object PascalからDelphiかぁ。(どうでもいいけど、Philippe ね。)
 そういえば、先日、プログラマさんに何使ってんの?ときいたら、Delphiと言っていた。Javaじゃないの?と訊くと、Delphiでしょとのこと。
 はてなを見ていると。
 ⇒俺 - BorlandのIDE部門(DevCo)が「CodeGear」として分社化

Borland衰退の直接のきっかけはMSによる技術者の大量引き抜きなのだろうが(Delphiの設計者がC#を設計したのは周知の通りだ)、Borland自身も「Borland IDEの特徴はDelphi言語だ」と勘違いしていた節がある。多少もてはやされたからといって、Delphiなど単なる言語仕様でしかない。Borlandは早々にVCLを発展させ、クラスプラットフォームかつ言語非依存のフレームワークを構築すべきだった。しかし、Borlandはその足がかりであるKylixを捨ててしまう。

 まあ、そうだったんでしょうね。