日経社説 イラクでのジレンマ映す米中間選挙

 これも大人系。

 4年ごとの米大統領選挙の間の年に行われる連邦議会、知事選などを総称した中間選挙は、大統領の政党が議席を減らすのが通例である。
 その意味では今回の結果に驚きはないが、下院で民主党が12年ぶりに過半数を奪回し、上院でも議席を増やしたのは、長引くイラク情勢をめぐってブッシュ政権に不満が強まっている証左だろう。イラクでのジレンマから脱する方法をブッシュ政権はまだ見つけられない。

 そゆこと。

 民主党の一部にあった全面撤退論は、イラクを国際テロリストの温床として放置する結果になりかねない。かつてアフガニスタンで犯した誤りである。

 朝日とは違ってアフガンに普通に目配せ。

 共和党ホワイトハウスをとり、民主党が議会の主導権を握る構図は、1980年代のレーガンブッシュ政権時代にもあった。それは「グリッドロック」(交通渋滞)と呼ばれ、効率的な意思決定を妨げた。歴史は繰り返すのだろうか。

 もともとそういうシステムだし。