日経社説 盧武鉉政権への疑問ス

 今日は社説総崩れの日かなと思いきや、よい社説。

 このままでは核保有国として6カ国協議に復帰したうえに、制裁包囲網の切り崩しを狙う、北朝鮮の思うつぼとならないか。盧武鉉政権は本当に北朝鮮の核開発を阻止しようとしているのか。それとも北朝鮮が同一民族の韓国に核兵器を使うことはなく、むしろ北朝鮮の崩壊こそが最大の脅威と考えているのだろうか。

 もう一つの疑問は、国家情報院が北朝鮮による集団スパイ疑惑の捜査に乗り出したばかりのこの時期に、就任1年半にも満たない金昇圭(キム・スンギュ)院長が辞任、後任に金万福(キム・マンボク)同院第一次長が昇格することである。