朝日社説 代理出産 法整備は待ったなしだ

 待ったなしとか言いながら、日本国としてどうあるかという指針はなさげ。つまりこの問題は現実的にはどうしようもない。

 新しい技術は次々に登場する。それをどこまで認めるか。人々の考えも変わっていくだろうが、原則を打ち立てることなく、現実を後追いする事態だけは避けねばならない。

 ある程度確立した合意なり歴史があると原則というのもありうるが、この場合は無理なので、人の考えが変わるのを待つのが実際というところだろう。
 そして、個々のケースについては法が柔軟に対応できるようにすべきで、まさに、目下の問題は原則ではないのだろう、こういう問題では。