毎日社説 スウェーデン選挙 高福祉モデルは生き残るか

 おや、なぜ今日この話題?

 欧州では昨年から今年にかけ、ノルウェー、ドイツ、イタリアなどで選挙により政権が代わった。与党に対する不満だけでは政権交代は起こりにくい。野党が新鮮でしかも安定感のある選択肢を提示して初めて、国民は投票行動を変える。スウェーデンでも社会民主労働党長期政権に飽きた国民心理を、41歳のラインフェルト穏健党党首が中道寄りの福祉手直し政策でつかんだ、といえる。自由競争原理のアングロサクソン型モデルとは異なる高福祉高負担のスウェーデンモデルが21世紀も生き残れるかは、日本を含め世界各国の政策立案に影響しそうだ。

 結論が妙につまらないのはなぜ。