日経社説 堀江裁判、濃密な審理に期待

 裁判所をはさんで検察側、被告・弁護側が初公判前に協議した結果、裁判所が判断を下す論点は6つある。堀江被告は、他の被告と共謀をしていたか、事件関係企業の決算を粉飾する架空売り上げを指示ないし認識していたか、といった事実認定での対立以外に、企業買収を巡る法律や会計基準の解釈、投資事業組合の法律上の位置づけなど目新しい法律判断も争点になっている。

 その6点をすっきり整理できないか?