最近ダメでギラついた人をあまり見掛けなくなった
自分が避けているからであろうか。
ダメでギラついた人というのは、変な言い方なんだが。
簡単に言うと、秘伝とかチャネルを後生大事に持って、対人的に自己を支えている人。
仕事でいうと、奇妙なツボみたいのがあって、そこを握って人に教えないとかで、卑屈な偉そうオーラを出している人。あるいは、人脈があってそれをスイッチに尊大と卑屈が使い分けられる人。
まあ、一目でわかりますよ。ギラついた感じが漂っているから。
我ながら若い頃はダメだったなというのは、私はこういう人たちの心を酌んであげられなかったことだ。結果的に敵をつくりすぎたし、気が付くと、自分もギラつきだしてしまった。
仕事は長くやることが肝要とかいうけど、反面、このギラつきを育てることにもなる。
所謂耐震偽装問題は尻つぼみになったが、あのドラマの良さはギラつきキャラが出てきたことだ。姉歯なんていうのはあれでギラつきがあったら、それなりに社会というのはギラつきバランスがあって問題があそこまで行かなかっただろう。俺も腹に一物だがこいつも腹に一物というのはなかなかよろしい。
姉歯はギラつきもなく空虚にいかれていた。空虚がひどすぎていかれがあまり目立たなかった。
あんまり言うとなんだけど、ギラ付きキャラの最大の欠点は頭わりぃこと。でもそこを突くと偉いこっちゃですよ。