日経春秋 春秋(7/18)

 野暮を承知で。

朝顔を観賞用の花としてめでるのは、朝顔学者の米田芳秋・静岡大名誉教授によると、日本だけだ。庶民も盛んに栽培した江戸時代には突然変異が集中的に発生し、花の姿がボタンやバラに似たのや、花弁が糸柳のように細く切れたのやら変わりダネの「変化朝顔」を作るのがはやり、投機の対象にもなったそうだ。

 あほか。「江戸時代には突然変異が集中的に発生」っていう日本語はないでしょ、仮面ライダーの怪人出現じゃあるまいし。変異を生み出すべく日本人が尽力したということ。これは金魚とかも同じ。