読売編集手帳
ちょっと気になる。
⇒6月30日付・編集手帳 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
◆「哲学が束になってかかろうとも、たばこにまさるものはあるまい」とはモリエールの戯曲「ドン・ジュアン」の一節だが、医学の戒めと、懐具合を計る経済学とが束になり、紫煙の誘惑とせめぎ合う月の替わり目である◆煙の末に、健康を気遣う妻の顔見ゆ、子の顔見ゆ、という方もおられよう。いま指にあるそのたばこを吸い納めの一服にしてみますか。
これはよく言われることなのだが。
フランスにたばこが入るのは日本よりちょっと後。
フランスへの導入はパイプではなかったか。パイプでも発ガン性はあるが紙巻きとは違っていたかと。
でだ。
フランスでは当時上流階級では嗅ぎタバコに移行し、パイプが普及するのはフランス革命がきっかけではなかったか。
モリエール「ドン・ジュアン」についてはむかしエッセイを書いたことがあるが書架にもなく、忘れたな。