毎日社説 ドミニカ移民訴訟 政治の責任で謝罪と救済を

原告らが「棄民政策だ」と批判するのも、もっともだ。移住者たちは大農園主となることを夢見ていただけではない。海外に出ることで国内の人口を減らせる上、日本の耕地を実質的に広げられるといわれ、「お国のため」に移民を決断したのだった。それを裏切り、人生設計を狂わせた政府、とりわけ外務省の仕打ちはむごい。

 ここがよくわからない。「国内の人口」が問題だったのか。私の父母の世代は労働者の必要性から地方から都市に出ざるを得なかった。また、この時代流入民も多かったように思う。