ホテル・ルワンダは本質的にフィクション

 フィクションがいい悪いではないが。また、フィクションは事実ではないが。
 ⇒asahi.com:ルワンダ大統領、映画「ホテル・ルワンダ」を事実誤認と批判 - 文化芸能
 Terry George曰く⇒Smearing a Hero: Sad Revisionism Over 'Hotel Rwanda'
 追記⇒CNN.co.jp : 映画「ホテル・ルワンダ」は誤り、ルワンダ大統領が指摘   - エンタテインメント

 しかし、カガメ大統領は、ルセサバギナが英雄のように描かれているのは、誤りだと指摘。「(1200人以上が助かったのは)ルセサバギナと関係ない」「彼は、偶然にもあの時に、ホテルに居合わせただけで、生き残ったのは虐殺の対象になっていなかったからだ」と語った。
 また、ホテルが襲撃を受けなかったのは、国連軍がホテルに滞在していたことと、武装勢力側が打ち合わせをしたり、ビールを飲むための場所として確保したかったからだ、と説明している。
 ツチ族のカガメ大統領はさらに、ホテルに滞在していた人々が助かった理由として、武力勢力側と暫定政府側で話し合いが進んで、ホテル内の人々と、拘束中のフツ族兵士を交換する合意に達していたことを挙げた。