今日の今井君

 ⇒今井紀明の日常と考え事:イラクに行った理由、それを考えました - livedoor Blog(ブログ)

 20分間ぐらい、いろいろ聞かれて僕らはNGOだ、イラクの人々を助けたい、といった。そのあと、彼らは少し納得したような顔をして、ご飯を運んできた。僕らは「サディーク(友達)」といわれ、座ってそれを手につまみながら食べた。

 私も誤解されているげだけど、これに嘘があるとは思わないんですよ。
 ただ、このシチュエーションっていうかタイミングっていうか、ってどうよとは思いますね。まあ、それ以上わからない世界になっているけど、舞台裏のほうは。
 それと、私が言えることでもないけど。

イラクスーダンコンゴ、紛争で苦しむ人がいる。カンボジア、中国、韓国、どこでも貧富の差に苦しんでいる。日本、アメリカ、イギリス、豊かといわれる国でもみんな考えて苦しんで生きている。
 だからこそ、自分だけのことを考えないで、ひとつでもやってみたいと思う。

 このくくりかたは粗雑だよ。イラクの歴史を見つめ、スーダンの仕組みを考え、コンゴの歴史を……カンボジアは今まだポルポト裁判中だしその実質のパトロンは日本(知ってる?)。中国・韓国の問題の根幹にあるのは貧富でくくれないものだ。なにより北朝鮮で圧政に苦しむ多数の人がいつか歴史の光を浴びるとき、その時代に生きた人間の一人としてどうこの地上に立てるだろうか。
 今井君は英国でB.A.を取ったのだろうか。もしそうでなかったら、そこから初めてはどうだろうか。若いときに若い各国の人と学ぶといいと思う(民族を超えた恋愛もするといいと思う)。
 結論はあと20年後でもいい。俺が70歳まで生きていたら、今井君が国際的学者となってその意見が世界に響くのを見てみたい。あー、皮肉はなしで、そう思う。後生、畏る可し。