メタ認識……

 ⇒FPN-ニュースコミュニティ- 同じ失敗を繰り返さないようにするための習慣
 話はずっこけるがメタ認識というか私が他人と仕事とかしていて思うのだが、メタ認識の差というのは幼児期の体験に依存するのではないか。せいぜい小学校二年生くらい。で、なんというか、そこまでの時期での物とのふれあいというか創造というかトライアルというのが世界観というかメタ認識を決めているように思う。
 子どもは遊ばせろとかいうが、自然的な環境で動物的に遊ばせないとメタ認識が育たないではないかと思う。
 沖縄にいたころ、現地に蚊帳釣り草がよく生えており、近所の子どもにこれはカヤツリグサという、カヤとはなにか、なぜカヤツリグサと呼ばれるかというのを説明したことがある。知らないようだった。カヤツリグサはパピルスに近い植物である。ということもついで教えた。まあ、そういう物と生活と文明を結ぶある実感というのをどう子どもたちに教えたらいいのだろうかと思ったが、私はその任でもあるまい。
 そういえば以前専門学校で数学教えていたとき学生に鉛筆かじったことあるかときいたらほとんどなかった。そういうのは現代ではないのだろうか。かく言う私もがりがりにはかじらないが、新しい鉛筆があれば、かじっとやっていた。本とかだとまずつかのあたりをくんとにおいを嗅ぐ。なんというか、そういう物の臭覚的な確認というのは個人的にはのちのち重要だったなと思うのだが、どう重要かというのはうまく説明できない。
 ああ、そういうのがもろに反映する分野があるけどちょっと……。